大学MARCHにする意味とは?

  • 2018年10月29日
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こんにちは、マメです。『とりあえず大学はMARCH』なんて受験が近い季節になるとそんな言葉を耳にするかもしれません。MARCHとは何かといいますと、MARCHは都内5大学の英字表記の頭文字です。

MARCHは(M)明治大学(A)青山学院大学(R)立教大学(C)中央大学(H)法政大学ですが、MARCHとひとくくりにされているからといって特に横のつながりがあるわけではないようです。(G)学習院を含んでGMARCHと呼ばれることもあります。

MARCHの平均偏差値は60あたりといわれています。早慶は65あたり、上智は62あたりです。東京理科大はMARCHよりすこし上です。MARCHよりすこし下は、関関同立、日東駒専が続きます。ですので偏差値としては以下の順番になりますね。

早慶上智理科大>MARCH(学習院を含むGMARCH)>関関同立>日東駒専

国公立大学とMARCHを比べてみる

では国公立大学とMARCHを比較してみます。国公立大学においてトップの大学群は旧帝大です。

※「旧帝国大学」は、北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学の7つの国立大学のこと。

北海道大学:52.5~67.5

東北大学:52.5~67.5

東京大学:67.5~72.5

名古屋大学:52.5~67.5

京都大学:62.5~72.5

大阪大学:57.5~70.0

九州大学:52.5~67.5

偏差値から見ると、

東大・京大>阪大>北大・東北大・名大・九大

という順になりますね。

ですので旧帝大は早慶並みかそれ以上の偏差値であることを考えると、MARCH(GMARCH)は旧帝大以下の国公立大学である地方の国公立大学とほぼ同じくらいと考えておくと分かりやすいと思います。

旧帝大>地方国公立大学/MARCH(GMARCH)

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次はMARCHの文系と理系で比較してみましょう

文系

明治大学:偏差値57.5~65

青山学院大学:偏差値55~67.5

立教大学:偏差値52.5~65

中央大学:偏差値52.5~65

法政大学:偏差値55~65

※参考までに

早稲田大学:偏差値60~70

慶應義塾大学:偏差値65~72.5

上智大学:偏差値55~67.5

理系

明治大学:偏差値55~62.5

青山学院大学:偏差値52.5~60

立教大学:偏差値55~60

中央大学:偏差値52.5~57.5

法政大学:偏差値52.5~60

早稲田大学:偏差値62.5~67.5

※参考までに

慶應義塾大学:偏差値62.5~72.5

上智大学:偏差値57.5~60

東京理科大学:偏差値52.5~62.5

以上が文系と理系の偏差値でした。ちなみに、全学部学科の入試の偏差値の平均値は次のとおりです(代ゼミデータより)

MARCH全体:60

明治大学:62

青山学院大学:60

立教大学:61

中央大学:60

法政大学:59

学習院大学:60

なお

関関同立:60

早慶上智:65

日東駒専:53

となっております。

GMARCH大学ランキング

教育力・就職力・財務力を評価した『本当に強い大学』ランキング2014年度によると

明治大学:75位

青山学院大学:134位

立教大学:167位

中央大学:49位

法政大学:147位

学習院大学:100位

となっています。と、就職しやすいイメージが一転して意外な結果です。おそらく就職については学閥やOBの経済界での影響力などがあるので一概に言えないところですね。

また、グローバル教育力・グローバル企業就職力・研究力で評価した「最強の大学ランキング」2015年度版によると

明治大学:53位

青山学院大学:37位

立教大学:38位

中央大学:59位

法政大学:68位

学習院大学:54位

と、グローバルな視点での評価は青学や立教が高い傾向にありますね。

まとめ

いかがでしたか?とりあえずMARCHというほど容易い偏差値でないことはお分かりいただけたと思います。またMARCHならどこでもいいと受けてしまうと、しっかり将来を見据えた学部を吟味していない場合、入ってから目標を見失ってしまう人も多いようです。もちろん大企業に入れる可能性の高い、世間一般でいう高学歴に入る大学になりますので、まずは2教科偏差値65以上を目指して頑張りましょう!

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