【池袋】うつ病でゆうメンタルクリニックを受診した日のこと

  • 2019年2月17日
  • 2019年3月1日
  • 病気
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はじめての心療内科受診のことについてリポートします。

突然ですがうつ病になってしまいました。突然といっても今思えば症状は12月くらいから出ていたのでもう2か月くらいたっていると思います。今でも信じられません。自分とは無縁だと思っていた心療内科ですが、こちらの「ゆうメンタルクリニック」さんは、漫画を通して身近にメンタルの病気を教えてくれるため、いまいちよく分からない心療内科の受診のハードルをさげてくれたので選びました。

うつ病と診断される前の自分は、情緒不安定でどうしたらよいのか分からなかったのですが、おそらく通院になるだろうと思い、一番通いやすいところを選びました。

その中でも、診療があまり待たされないところがいいなと思いました。

待っているだけでもつらいですもんね。

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訪問記録

池袋西口を出てすぐ、東武の前のゲームセンターのあるビルの7階にゆうメンタルクリニックさんがありました。

何度も通っていた場所ですが、全然気づきませんでした。朝9時に行くと、すでにクリニックの前には20人くらいの行列。なんかイメージしていたメンタルクリニックと全然違うし、こんな患者さんがいるんだ、自分だけじゃないんだとなんだかほっとしました。

保険証を預け、そして問診票を記入して受付に出します。

その後、20分くらいして診察に呼ばれました。すでに広々とした待合室のソファーは患者さんでいっぱい。回転は速く、次々呼ばれるのであまり待たされない印象でした。

精神科医の先生と、記録係の人が2人で対応してくれて、初診だと30分弱くらい(人によると思いますが)問診で診断や相談をしてくれます。先生が問診している間、カチャカチャ記録係の方が記録しています。先生がちゃんと患者さんと向き合ってくれているのはとてもよかったです。何かカルテを書きながらって、ちょっと正直片手間に話をきくかんじになっちゃいますもんね。とてもいいシステムだなと思いました。

その場で私は「うつ病」なのだという診断をしていただき、あなたにしかできない仕事でないならば職場も明日からすぐに出勤しないようにアドバイスいただきました。もし出勤するとしても診断書を提出しに行くだけにしておいて、と言われました。つらいけど仕事があるし・・とわけがわからない状態だったので、どうしたらいいのかびしっと言っていただいたのがとても心が楽になり、さらに号泣してしまいました・・・。

私は知り合いにうつになった方が何人かいたので、薬が怖いというイメージがすごくありました。薬の減薬などで様子が変わってしまう方を目の当たりにしていたので、お薬の調整ってとても繊細で難しいものだというイメージがあったため、なるべく薬は使いたくないという気持ちでした。こちらのゆうメンタルクリニックさんは、薬を使いたいかどうかも患者さんの意思を尊重してくれます。しかし、本当に必要なときはきちんと言ってくれるので安心です。ひとまず自分の希望で、薬は使いたくないということでいったん初診は終わりました。

診断書は3000円ちょっとかかりますが、たぶん相場が3000円~5000円なのでわりと親切なお値段です。診断の内容もわりと詳細に書いてもらったので、会社の人にも状況がわかるような診断書の内容を書いて下さいました。内容も自分で見れるので、知られたくない内容は記載されないように確認してくれたのが親切だなぁと思いました。ただ、3か月分の休養期間が必要だとしても、診断書は1か月単位でしか書いてくれないため、1ヵ月ごとに更新しなければならないのでちょっとお金がかかります。また、仕事先、役所など何枚も書いてもらうとわりとお金が・・・。まとめて3ヵ月と書いてくれるクリニックさんのほうが気は楽です。なぜなら、会社も、休養期間1か月ね、あれ?延長なの?と延長する度に連絡することでまたストレスがかかるからです。もちろん病状は変わるので、1か月ごとに診断を出してもらう意味はあると思うのでなんとも言えませんが、会社にも本当は3か月かかるだろうけど、1ヵ月単位でしか診断をだせない旨を伝えておかないと、復帰をあてにされて苦しくなる可能性があるので、そこは注意です。実際私も先生から3ヵ月くらいかかるだろうけど、1ヵ月ごとにしか出せないと言われて、会社にそのように説明したけれどあまり理解されませんでした。じゃぁ1,2か月で帰ってこれるんだねと言われてなんだか不安になってしまいました。

その後、血液検査と、心理テストなどを行い、次回結果を聞く流れでした。

カウンセリングは当日でも空きがあれば受けられます。ですが強制ではないので、自由です。どんなものか一応受けてみることにしました。

予約時間になると、カウンセラーの方が呼び出します。個室で初回は30分受けますが、現状の状態をまた話さなければなりません。さっき診察室で話した問診の内容は把握されていないようでした。そのため初回のカウンセリングは治療でなく、どちらかというと聞き取りが中心でした。また、私の場合は認知行動療法をすすめられました。必要な治療ではあるとは思うのですが、やはり診断初日にカウンセリングを受けたのは私にとっては負担が多く、かえって気分が悪くなってしまって終わりました。もう少し休養した後に自分と向き合ったほうがいいのではないかなと感じ、次回の予約はしませんでした。

先生や、カウンセラーの方は合わなければ変更できます。受付でその旨を伝えると、同じ先生にはならないように配慮してくれます。先生もいっぱいいるからできることですね。私は精神科の先生はとても合っていたので、またその先生のいる日に再診をすることにしました。ですが、カウンセラーさんとは合わず、カウンセリング自体もちょっと保留させてもらい、もし次受けるときは違う方をお願いすることにしようと思いました。ちゃんと申し送りしておきますね、と、変更についてはよくあることのようで、申し出しやすい雰囲気でした。

会計はちょっと待たされましたが、10分以上待つ場合には受付に声をかけると、配慮してくださいます。なるべく待たせないですよ、という配慮があるのが素晴らしです。メンタルクリニックならではのきめ細やかな配慮ですよね。普通の病院ならとにかく待つしかないですから・・。

まとめ

こうして調子のいい時間帯にはブログを書けるようになりました。まずは受診すること、後のことはもうなるようにしかならないので、もしつらくてつらくてどうしようと思っている方がこれを読んでいたら、メンタルクリニックは行ってしまえば特に身構えるところではなかったのであれこれ考えず受診することをおすすめします。ゆうメンタルクリニックさんは、駅近で、あまり待たされず、治療方針も自分の意見を聞いてくれること、先生との相性が合わなかったら変えられることがメリットかなぁと思います。

この記事は20192月に書かれたものです。受診の内容は人によりますのであくまで個人の感想であることをご了承ください。クリニックに関することは直接自己責任でお問合せください。

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