こんにちは、ママブロガーのマメです。
生後1カ月の赤ちゃんと一緒に長時間外出するのはお宮参りがはじめてという人も多いと思います。
どのようにプランを立てようかとても悩みますよね。
お宮参りは服装はどうしようか、お宮参りをどこでやるのか、赤ちゃんとの外出や会食、写真撮影のプランをどうするかなど決めるだけでとても大変。
私自身は近くの神社も考えましたが、祈祷をしっかりあげたかったので比較的近所にあって大きいところ、会食しやすいところ、という理由で雑司ヶ谷にある鬼子母神にお宮参りをすることになりました。
鬼子母神に赤ちゃんを連れていくにあたり一番気になるアクセス、会食場所など便利な情報をまとめてみましたので参考になれば幸いです。
3分ほどでお読みいただけます!
【保存版】鬼子母神のお宮参りのときに知っておきたいこと
鬼子母神とは
東京のJR池袋東口から南へ約500m、目白駅から東へ約600mの場所に位置する「雑司ヶ谷 鬼子母神堂(ぞうしがや きしもじんどう)」。
こちらのお寺の正式名称は「威光山法明寺」というそうです。
え、お寺?そうなんです。お宮参りというから神社かと思いきや鬼子母神はお寺なんですって。
でも、日本は神仏混合の時代でしたから、どちらで行っても問題はないのです。
お坊さんが祈祷する、という不思議な光景ではありますが、大きな太鼓や鐘の音を聞くと、やはりお寺なのだと実感するでしょう。
境内には、「鬼子母神」の石像があります。この像は改心されたあとの柔和な表情の鬼子母神様ですね。
ご本尊の鬼子母神像は、鬼形ではなく、幼児を抱いた菩薩形の美しいお姿。
そのため、とくに角(つの)のつかない鬼の字が用いられ、 「雑司ケ谷鬼子母神」と尊称されています。
今では、安産・子育(こやす)の神様として知られ信仰されていますが、そのように言われるようになったのは深い由来があります。
鬼子母神はもともとインドの神様で、訶梨帝母(かりていも)とよばれ、鬼神般闍迦(はんしか)の妻になり、子どもを多く産みました(500人とも1,000人とも言われています)。
しかし、性質が凶暴で人間の子どもを奪い取っては食べてしまうので、人間から恐れ憎まれていました。
人間たちからそのことを相談されたお釈迦様は、鬼子母神の末子を隠し、子を失う悲しみを実感させ改心させたと言われています。
その後、鬼子母神は安産・子安の神様となることを誓い、人々に尊崇されるようになったと言われています。
鬼子母神では、安産、七五三、お宮参りだけでなく、家内安全他各種祈願を受け付けているようですよ。
アクセス
住所:東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20
電話番号:03-3982-8347
電車と徒歩の場合
雑司が谷駅からは徒歩5分程度。
東京メトロ副都心線の雑司ヶ谷駅の池袋方面改札出口(1番出口)を出て左に少しあるくと、都電荒川線の踏切があります。
そこを渡って20mくらい行くと前方に鬼子母神大門ケヤキ並木がみえてきます。
並木通りを歩く先に鬼子母神が見えてきます。ケヤキ並木もとても趣があるので、祖父母を案内するときは雑司ヶ谷からがおすすめです。
※池袋駅東口の明治通り沿いを新宿方向へ歩き、鬼子母神西参道を通って歩いて行くことができますが、15分程度かかります。
やや距離があるため足腰の弱い方がご同席される場合は雑司が谷駅からが良いです。
おなじく目白駅から歩いても15分程度です。
※バスの場合
池袋東口より都バス・西武バスで目白で目白方面または新宿渋谷方面行き「東京音楽大学前」下車
JR目白駅より都バス新宿駅西口行き「鬼子母神前」でも可能です。
※タクシーの場合
生後一か月の赤ちゃん連れならばタクシーという選択をする方が多いでしょう。
車はケヤキ並木は通らずに鬼子母神裏に直接とめることも可能ですので、祖父母は電車で両親と赤ちゃんはタクシーという場合は現地集合がいいでしょう。
裏口にはスロープもあります。
ご祈祷について
ご祈祷料は5000円からとなっています。
お守りを売っている横から本殿の入り口にある受付でお納めします。
※ご祈祷料の書き方は一番最後のお宮参りの基礎知識に記載してあります
当日は前の祈祷の方を手前の待合スペースで待ち、準備してから呼ばれます。
基本的には父方の祖母が赤ちゃんが正面に座り赤ちゃんをだっこするのが正式ですが、基本的には正座なので祖母が赤ちゃんをもって正座することが大変であればママが代わりにだっこしても良いと思います。
太鼓や鐘の音が非常に大きく、びっくりしてしまう赤ちゃんもいるかもしれません。
撮影スポット
本殿の前や、とてもりっぱな鬼子母神の大公孫樹という大きな銀杏の前での撮影が定番のようですよ。秋の紅葉の季節も素敵です。
お宮参り後の会食はどこにする?
小さい赤ちゃん連れで入れるお店を探すのって大変ですよね。
鬼子母神のお宮参りの後に家族で会食をしようと私たちが探したのが池袋駅東口の「板前ごはん音音池袋店」です。
鬼子母神の裏から池袋方向に歩き、西武の向かいにあるビルの中に入っています。
お座敷の席で個室が予約できるので、ランチ時はベビーカーだらけになる人気店です。
お値段もそんなに高くないので、かしこまった会食でなければこちらでもいいでしょう。
とにかく近いほうがいい!という方にお勧めなのは、鬼子母神の裏にある「割烹大倉」さん。
特にお酒を飲まれる方がいる場合や、コースでの会食を希望される場合におすすめです。
お祝いや法事などで使われるお店で、しゃぶしゃぶや、海・山の幸を味わえるコース料理がいただけます。
特に法事や接待などにも使われることが多いようです。
全室個室で、5~60名まで対応されており、畳席とテーブル席があるので赤ちゃんとのお祝いにもお座敷席なら安心ですよね。
お子様御膳もあるので、幼児をお連れの方にも良さそうです。
個人的にはタクシーでメトロポリタンホテルに出てしまうのもらくちんでおすすめです。
ホテルの会食であれば、お祝いの席で赤ちゃんも高齢な両親にも過ごしやすいのではと思います。
時間があれば・・
鬼子母神に来たら是非「おせんだんご」はいかがでしょうか。
この「おせんだんご」は鬼子母神に千人の子がいたことにあやかり、多くの子宝に恵まれるようにという願いに由来しているそうで、毎週日曜、縁日(毎月8、18、28日)に、鬼子母神境内の大黒堂でいただけます。
それから昔ながらの駄菓子が買える「上川口屋」さんを訪れてみてください。
ちなみにうちの2歳の息子と鬼子母神さんにお礼参りした時にここの駄菓子屋さんでポン菓子を買って一緒に食べたのですが、あんなに小さかったわが子が鬼子母神の境内を走り回り、こんなに大きくなったんだなぁと実感しました。
本当に素敵な駄菓子屋さんなので、是非是非立ち寄ってください。
お宮参りの基礎知識の復習
そもそもお宮参りとは、赤ちゃんの誕生を祝い、健やかな成長を祈る行事です。
生後1ケ月の頃に近くの氏神様(住んでいる土地の守神とされている神社)などに赤ちゃんを連れてお参りをします。
正式には男の子は生後31日目、女の子は生後32日目がお宮参りの日とされます。
お宮参りはいつ頃するのか…実際には生後一ヶ月頃という日程にこだわらず、赤ちゃんとママ・母親の体調をみてお宮参りの日を決めます。
できればお天気の良い日だといいですね。
赤ちゃん、両親、父方の祖母でお参りするのが正式です。
父方の祖母が赤ちゃんを抱き、両親と共にお参りします。
今は両家ともに参加することが多いです。そりゃそうですよね、どっちも来たいに決まってます。なので気にしなくて大丈夫ですよ。
赤ちゃんがお祓いを受け祝詞(のりと)をあげて頂いた場合には、神社に謝礼を支払いますが、神社への謝礼は現金を紅白の蝶結びの水引きの熨斗袋または白封筒に入れます。
のし袋・白封筒の表書きは「御初穂料」「御礼」「御神饌料」「御玉串料」など。
鬼子母神はお寺さんなので何と書いていいか分からなければ無難に御礼が良いかもしれませんね。
下段には赤ちゃんの名前を書きます。読み方が難しい場合にはふりがなをふっても良いでしょう。
鬼子母神でいただくお札には名前を入れていただけます。
いただいたお札は七五三参りの時などを利用して神社に納めるのが良いとされます。
※七五三参りに限らず、誕生一年のお礼参りやお正月などのお参りの際でも良いとのことです。
お祝いのしかたは地方によって異なりますが、お赤飯を炊いたり、両親や両家の祖父母が揃ってお食事の席を設けたりすることもあります。
外食でお祝いする場合には事前にお宮参りのお祝いで…と目的を伝えるとおめでたい献立を用意してくれたり、赤ちゃんの同席が可能な個室を利用できるよう取りはからってくれるお店が多いようです。
また、仕出し料理や仕出し弁当を注文し、自宅でお祝いの席を設けることもあります。
お赤飯や鯛など、「お宮参りのお祝い」と伝えた上で、お店と相談しながら内容を決めます。
赤ちゃんは食べれないので、ママが授乳しやすかったりオムツを変えやすいといった環境であれば問題ありません。
また、お宮参りの後で(当日または生後一ケ月前後の頃に)、内祝いの品を仲人や親戚 あるいはお祝いを頂いた方や親しい方等に持参し、挨拶をして回る地域もありますが、今は内祝いを配送手配で済ませることが多くなりましたよね。
ママの体調も安定せず赤ちゃんも連れまわせない時期なのだから、わざわざ挨拶まわりする必要はないと個人的には思いますが、父方の祖父母の意向は聞いておくと良いかもしれませんね。
紅白の蝶結びののしですが、たまひよさんなどの内祝い通販では写真やコメントも入れられるし一度に贈れるのでとても便利ですよ。
赤ちゃん、赤ちゃんと両親、赤ちゃんと両親と祖母、赤ちゃんと両親と祖父母などのメンバーで記念写真を撮影するご家族もいらっしゃいます。
内祝いの着物などのレンタルもセットでそろえている写真館もあります。
ママの着物のお仕度も済ませられるのは便利ですよね。
写真館に付属しているサービスは事前にチェックしておくと便利です。
今はマタニティーからお宮参り、ハーフバースデー、1歳誕生日まですべてこみこみのセットプランもあってお得なスタジオさんが増えてきましたよね。
まとめ
いかがでしたか?
鬼子母神は池袋にもほど近く、その後の会食の予定が立てやすいですよね。
一生に一度のお宮参りですが、産後のママの体と生後1か月の赤ちゃんを連れての外出なので無理のないプランを立ててくださいね。
お読みいただきありがとうございました。