ひきこもりの何か打開策がないか、何かヒントがないか探している方に読んでいただきたいと思って筆をとります。
ひきこもりといっても原因はいろいろです。
なので全員に当てはまる話ではありませんが、対人に問題があるが、知的自体は高い方でパソコン操作が可能という方は、是非こういう生き方もあると言うことを知ってもらいたいと思います。
【クラウドソーシング】ひきこもりの生き方改革
私はうつ病で1年近く家にいました。会社も辞め、自分はこれから何をすれば良いのだろうと途方にくれたことがあります。
なかなか外に出れませんでした。
確かに私は女性で、子供もいるので、仕事をしていなくてもいったん「主婦」という立場に自然となることもできるので、ある意味選択肢がありました。
ただ、男性はいったんひきこもってしまうと、働けないでいることを負い目に感じやすいのではないでしょうか。
(もちろん現代は女性も男性も共働きが増えており、どちらが特にという時代ではないのですが……)
とはいえ我が家は私も働かないと食べてはいけません。
では外で働けない私に何ができるのか。
そうか、ストレス発散のために書いていた趣味のブログで稼ごう!と思いました。
私はもともと文章を書くのが好きでした。
自分の気持ちを発散させる方法でもあったので、ブログという選択はとても魅力的に見えました。
たくさん記事を書きましたが、半年たっても、なかなか簡単には稼げません。
そこでたまたま見ていた副業のサイトでクラウドワークスで仕事を売り買いしていることを知りました。
(要は記事も売り買いができるということです。ちなみにこのサイトの記事は1つも外注していませんよ〜)
そして私は自分のスキルを活かして仕事を受注できることを知りました。
クラウドソーシングを始めた中年男性の話
時を同じくして、中年になって再就職ができないまま、実家でひきこもっている(物理的にほぼ外出していないが機能的に外には出れる)男性がいました。
就労意欲がないわけではないようですが10年近いブランクも大きく、たまに受ける面接でもなかなか採用してくれる会社はありません。
世間の目を気にした両親からの働け圧力が常にあり、萎縮し、隠れるように生活をしていました。
そこで最近彼は就職をあきらめ、ネット上のやりとりだけで稼ぐ方法を見つけました。
昔でいうと「内職」にあたるのかもしれませんが、今はパソコンがあれば自分のスキルを活かした仕事ができます。
月に数千円、ほんのわずかでしたがかせぐことができました。
ゼロからプラスになったことで、彼は自信を回復しました。
自分でもまたお金を稼げた、この喜びは何者にも代えがたいものがあります。
実家でお世話になるだけの人生から、仕事をして稼いでいるという大義名分を持つことがまず大事なのです。
大きく稼げなくていい
最初は大きく稼ぐ必要はありません。
また自分に収入ができたということが、何よりの自信の回復になります。
私も収入が途絶え、貯金を取り崩す日々を送っていたので、収入がないことの恐怖がよくわかります。
「自分でまた収入を得られた」という自信が、次の行動につながっていきます。
この記事を見てくださっている方の中には、ひきこもりの子供がいて悩んでいる親御さんもいらっしゃると思います。
どのように支援したらいいか分からなくなっている方もいると思います。
「北風と太陽」のように、厳しい言葉だけでは人は動きません。
その子の新しい生き方を認めながら自立を促すことができるといいですよね。(余裕はないと思うんですけど)
今や外で働くだけの時代ではなくなりました。
正社員だけがすべてではありません。
企業に就職したとしても、いつでもリストラされるリスクがあります。
派遣切りに合う可能性だってあります。
企業の働き方改革が進み、仕事は自宅でも良いのです。
もはやパソコン1台あれば、だれでも、どこでも自分の得意を活かして稼げる時代になったのです。
このメリットを活かしてどうどうとネット上で稼ぐことも立派な自立ではないでしょうか
スキルを活用するならイチオシの人気マーケット! スキルのフリマ【ココナラ】がおすすめ。
クラウドソーシングの大手クラウドワークから初めてみるのもおすすめです。
まとめ
ご紹介したかったのは、現代は働き方が多様化している中で、自宅でも仕事ができるという可能性です。
※ただし本人に一定自立心があり、基本的なパソコンスキルがあり、ネット上で仕事が自分で受注できる状態であるというのが前提になるので、すべてのケースには当てはまるわけではないのはご承知おきください。
困難ケースを抱えている場合には、ひきこもりの支援を専門行っている団体があり、より単純化された作業の提供をしているところもありますから、社会福祉士など専門家の支援を得て下さい。(NPOとはいっても今は利用する業者は注意深く選んだほうがいいですが…)
小さな成功体験が、新しい道を切り開くこともあります。
このような経験を通して、いろんな生き方の提示ができるのも、周囲の支援の一つかな、と個人的には思いました。
お読みいただきありがとうございました。