ダイエット停滞期がついに来てしまった。
私を含め、ダイエット中のみなさんはこの「停滞期」に悩んでいる方も多いのではないのでしょうか。
最初はやる気まんまんだったのに、停滞期で諦めてしまった。
リバウンドでかえって太ってしまった、そんな挫折経験は多くの人が経験していると思います。
停滞期の乗り越え方について一緒に考えてみましょう。
ダイエットの停滞期とは
ダイエットを始めて徐々に体重が減っていたのに、ある時から急に減らなくなる現象。
これがダイエットの「停滞期」と呼ばれているものです。
そもそも、なぜ停滞期に入ってしまうのでしょうか?
それは、体には人間に備わっている「ホメオスタシス(恒常性)」と呼ばれる防衛反応が理由でした。
実は、人間はおよそ1カ月間に体重の5%以上が減ると、人の体は「このまま餓死してしまうかも?」と勘違いし省エネモードになってしまうんですね。
つまり、体重50キロの人なら1ヶ月に2.5キロ以上、60キロの人なら3キロ以上減ると停滞期を招きやすいのですね。
ですがこのくらいの体重はダイエットに燃えている時期だとすぐに減ってしまうかもしれません。
すると多くの人が1ヶ月くらいしたときに、なかなか痩せないという状態を経験することになるのです。
ダイエット停滞期はどのくらい続く?
停滞期はおよそ2週間~1カ月ほど続くと言われています。
その体重に体が慣れると、ダイエットを継続していればまた体重が減り始めます。
ですので、停滞期後の1カ月もやはり、体重減を5%以内にすることが大切です。
ダイエット停滞期の乗り切り方 3つ
停滞期で大切なことは自分の身体が危機的な状態だと認識させないようにすることです。具体的に3つの対策を見てみましょう。
①焦って食事量を減らさず、栄養はしっかりとる
停滞期だと思ってさらに食事量をしぼってしまう方がいますが、これは大きな間違いです。
さらに身体が飢餓モードになってしまいます。
体重が増えない範囲で、栄養はしっかりとって、飢餓状態ではないんですよと身体にアピールしなくてはなりません。
②無理に運動をやりすぎない
これも多いのですが、栄養をとっていないのに、消費カロリーが増えたらどうでしょう。
まさに飢餓状態の負のスパイラルです。
ですので、停滞期には過度な筋トレはやりすぎないようにしてみることも大切です。
一方、これまでまったく運動せずに食事制限だけしかしていなかった人にとっては、適度に運動することで代謝がよくなり、ダイエットがすすむ可能性もあります。
制限をするべきか、運動するべきか見極めが難しいかもしれませんが、過度なカロリー制限をしていた場合にはとりあえず身体の飢餓モードを解除できるように考えてみて下さい。
③ダイエットモードは継続しつつも、週に1回くらいのチートデイを設ける
ダイエットモードを解禁してしまうと継続が難しい方もいると思いますが、停滞期を乗り切るには思い切って1日くらいのチートデイでストレスを発散してみてはいかがでしょうか?
すると身体も、あれ、別に飢餓状態ではないのか、と認識してくれます。
私の場合は、これ一回やっちゃうとダイエットモードが一気にだらけてしまってあまり成功したことはないのですが、チートデイもダイエットの一貫だと思ってコントロールする力が大切ですよね。
まとめ
ダイエットの天敵である「停滞期」ですが、多くの人が、ダイエットがうまくいきすぎて飢餓状態になってしまったときに、体重が減らなくなってしまい、諦めたりリバウンドしたりするということです。
そのときに、停滞期が終わるのをじっと待ち、ダイエットをいかに継続できるかが勝負です。
そして停滞期かなと思ったら、ダイエットのペースをある程度コントロールして行く必要があるんですね。
自分が停滞期なのかどうなのか、記録をつけるとわかりやすいかもしれません。
はやめに停滞期を脱することができるように、うまく3つのポイントを取り入れて対応してみてもらえたら嬉しいです。