今日はプロテインを飲むタイミングについてのお話です。
プロテインを摂取するタイミングは目的によって違います。
よくわからず適当に飲んでいると諸刃の剣にもなりかねないプロテイン。自分の目的に合わせたタイミングで飲むようにしましょう。
プロテインを飲むタイミングとは?いつの飲むと効果があるの?
ではさっそく目的別にプロテインを飲むタイミングを見ていきたいと思います。
①筋力アップしたい
トレーニングで傷ついた筋肉を回復させることで筋力アップが期待されますが、そのときに必要なのがタンパク質。タンパク質が不足したままだと筋肉を分解してエネルギーへ変換してしまうためせっかくのトレーニングの効果がありません。
運動後30分以内は回復のゴールデンタイム!
傷ついた筋繊維を回復させるべく吸収率が高まっているので、このタイミングで筋肉の材料となるタンパク質を効率よく摂取することで効率よく筋力をつけることができるのです。
また、このときにプロテインだけではなく炭水化物を摂るとより効果的です。
炭水化物によって血糖値があがると、体内でインスリンの分泌が促進されます。
インスリンにはタンパク質を体内に吸収させ筋肉の分解を防ぐ働きがありますから、タンパク質+炭水化物も摂取されるんですね。
②ウェイトアップしたい
中には筋力アップだけではなく、脂肪をつけずにウェイトアップしたい男性も多いと思います。
そんな方には食事の後にプロテインがおすすめ。
食事で十分タンパク質がとれない方は特に、炭水化物と一緒に摂取することで吸収を高めてくれるので、総カロリーは増えても脂肪を増やさずに筋肉を効率よく増量することができるというわけです。
また、食事の間隔が空かないこともウェイトアップには重要です。捕食としてプロテインをとっておくと、血中のアミノ酸を保つこができ、いつでもスタンバイの状態が保てます。
注意しておきたいのが、飲めば飲んだだけ増量できるわけではなく、余ったタンパク質は筋肉に変わらずに脂肪として蓄積される可能性があるので摂りすぎはNGです。こまめに、適量をがいいですね。
③栄養バランスを改善したい
栄養バランスが気になる方は、不足しているタンパク質を補う目的でプロテインを摂取します。
食事のバランスに合わせて食前後に適宜補うことや、就寝前もおすすめです。
寝ている間に成長ホルモンが分泌され、身体は回復し疲れをとることもできます。成長ホルモンもタンパク質から作られるため、なんとなく元気がない、疲れがとれない方は就寝前にプロテインを摂取してみてはいかがでしょうか。
④ダイエットしたい
ソイプロテインやガゼイプロテインがおすすめ。
運動している方は運動の30分以内にプロテインを飲みましょう。筋肉がつくことで基礎代謝をあげることができ、ひきしまった身体に。
運動していない方は注意。とりすぎるとかえって脂肪がつくことも。とはいえ、タンパク質は一日50キロの人は50グラムは必要ですから、1食置き換えなどがおすすめです。置き換えができない方は、牛乳や豆乳で割ると腹持ちがいいのでどか食い防止になります。
過度なダイエットによって、筋肉が分解され基礎代謝が下がってかえって痩せにくい体質にならないようにしたいですよね。
お腹がとっても空いたときのおやつには、たん白質を意識したプロテインバーなどもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?目的によってプロテインの摂取のタイミングは違ってきます。
炭水化物(糖質)と一緒に摂ることで吸収がよくなりますが、運動もせずにたんばく質を取りすぎると脂肪に変わってしまうので、適量を守るようにしましょう。
運動後は30分以内、食後にとるか、捕食にとるか、置き換えるか、就寝前か、自分にあったタイミングで効果的に摂るようにしてみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました。