「せっかくの休日だからゆっくり寝よう」なんて思っていたら
「あれ?なんか身体がだるい?」
「起きてからだるくなって一日何もせず終わってしまった(泣)」
なんてことありませんか?!
ずっと睡眠不足気味だったから久しぶりにゆっくりお昼すぎまで寝ていたときに限って、かえって体調が悪くなることってよくあると思います。
寝すぎると身体の中でどんなことが起きるのでしょうか。
寝すぎてだるいのはなぜか
①体内時計の乱れ
寝すぎると、いわゆる体内時計が狂ってしまい、時差ボケのような状態になります。
時差のある海外に旅行に行ったことがある人はなんとなくわかりますよね。
特に早朝や深夜に働いている人が、睡眠を取りすぎていることもよくあるそうです。
これも体内時計が狂ってしまっていたり、睡眠の質が悪く表面的な睡眠時間だけが長くなってしまっているのかもしれません。
②自律神経の乱れ
朝目覚めると、普通交感神経が優位となりますが、睡眠は副交感神経が優位となっています。
寝すぎてしまい、副交感神経が優位な状態が長く続くと、起きなければならない時間帯にだるさや倦怠感が生じてしまうのです。
そしてそのまま起きたあとも副交感神経が優位な状態が続くと起きた後もだるいというわけです。
③血流が悪くなる
また、長時間の睡眠は意外と身体に負担がかかります。
寝ている姿勢が続くことで肩や腰などに負担がかかり、筋肉の血流が悪くなり疲労物質がたまりやすくなります。
④寝具が合っていない
普段から寝すぎてしまったり睡眠の質が悪いのも、もしかしたら寝具のせいかもしれません。
もしかしたら寝具があっていないかもと思った方はこちらの記事もお読みください。
こんちには、理学療法士のマメです。 みなさんは、寝すぎたときに身体が痛くなることはありませんか? この記事を見ていただいている皆さんは、今朝痛みがあったでしょうか? ちなみに私は平均睡眠が10時間のロングスリーパーなのです[…]
寝すぎてだるいを解決する方法
寝すぎてだるいを解決するには、まずは平日も休日も同じ時間におきることです。
起床して朝日をあびて16時間後に眠くなるようになっていますので、そのサイクルをくずさないほうがいいでしょう。
必ず朝日をあびるようにすることも大切です。
朝一杯の白湯を飲むと腸が活発になり、自律神経も整いやすくなります。