新型コロナウイルスの拡大に伴い、日本でも次々とイベントの自粛が始まっています。
店頭ではマスクやアルコール消毒薬はなかなか手に入らなくなってきていますね。
新型コロナウイルスに限らず、災害などのためにも日頃から各家庭の備蓄は常に確認しておきたいところです。
災害の場合は局地的なものなので、最低3日間、長くともせいぜい1週間くらいの備蓄で十分かと思います。
しかし、新型コロナウイルスの場合は、約2ヶ月程度備える必要があるという点が通常の備蓄と異なります。
また、ライフラインは維持されることが予想されるものの、食料品や日用品については物流が滞ることが予想されます。
注意していただきたいのは、不必要な買い占めは必要な方に物資が行き渡らないのでよくありません。
新型コロナウイルスは、約8割の人は軽症で病院にも行かないと思いますので、他の方に移さないためにも外出を控え、スムースに自宅で療養するための備蓄に焦点をあてて考えていきたいと思います。
新型コロナウイルスに備えるための備蓄品を紹介します。
新型コロナウイルスの療養に備えるための備蓄品
①経口補水液 OS−1や、ゼリー、スポーツ飲料など
熱が出て食欲がないときでも、このような経口補水液などを摂取して脱水を予防しましょう。
②氷枕や冷えピタ
熱が出た際は氷枕などがあると便利です。
③体温計
受診の目安になりますので、熱がでたら定期的に計測して記録をしましょう。
持っていなければ体温計を用意しておきましょう。
④マスク、使い捨てビニール手袋、ゴミ袋
マスクに関してはもう手に入りにくいですが…汚物の処理などの際に使うようにしましょう。
⑤解熱剤
カロナールは日本小児科学会でも推奨されているアセトアミノフェンが主成分で、大人も子供も使用可能。市販薬ではタイレノールAが推奨されています。
⑥マルチビタミン剤・プロテイン
主食は手に入れられても、身体を回復させるためのバランスのいい食事ができない場合、補助食品として準備しておくと良いと思います。
⑦食料
熱がでてからはなかなか買い出しにいけません。
主食(お米やパスタなど)、缶詰、レトルト、インスタント食品、冷凍など、ある程度の期間外出しなくても保存のきくものを準備しておくようにしましょう。
また熱がでても食べやすいお粥やゼリー系も準備できるといいですね。
子供がいる家庭はいつも食べているお菓子、育児用品を少し多めに買っておきましょう。
まとめ
元気なうちに、療養に備えた備蓄をチェックしておきましょう。
いざ熱がでてしまうと、買い出しにいくときには周りに移してしまうリスクがあります。
また、日用品の備蓄に関しては、いつも使うものを無駄遣いしない範囲で、この先使う予定の分を少し余計に用意しておくようにしましょう。
備蓄だけでなく、そもそも感染の拡大を遅らせることができるよう、一人ひとりが人混みを避け、手洗いを徹底できるようにしていけるといいですね。
お読みいただきありがとうございました。
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