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理学療法士が転職を考えたときに知っておきたい成功の秘訣

  • 2020年10月22日
  • 2020年12月5日
  • 転職
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理学療法士(PT)の仕事で、毎日単位に追われて辛い、休みがとりにくい、人間関係が悪いなどの理由で転職を考えている人はいませんか?

患者さんのために最善を尽くすためにも、職場環境に納得できなければ転職という選択肢もあります。

とはいえ、転職がはじめてなので不安、転職した先でうまくやっていけるかどうか不安、という方も多いと思います。

私自身が転職した経験と、採用側だった経験(課長でした)を踏まえて、これから転職される理学療法士の皆さんの転職のポイントを整理できればと思います。

これを知っておけば転職は怖くないと思っていただけるように、転職成功率を上げるための転職エージェントについての情報もまとめていますので最後までお読みいただければと思います。

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理学療法士が転職を考えたときに知っておきたい成功の秘訣

まず、職場が合わないと思ったときにまず考えるのが、「3年は辞めないほうがいい」という昔からの教えかもしれません。

親からも3年は同じところで頑張りなさいと言われた人も多いと思います。

実際、私が課長をしていたときに退職を申し出る人はやはり3年目の職員が多かったように思います。

3年目というと、新人教育が一通り終わり、なんとなく仕事もできるようになってくる一方、教えてくれる人がいないとか、給料が安いとか、いろいろなことが気になってくる年代です。

仕事を覚えることに精一杯だった新人時代から周りが少し見え始め、これは違うんじゃないか?このまま働いていていいのかと疑問に思うのがちょうどこの3年目。

この3年目を乗り切ると、4年目からはバイザーで教育側に回ったり、自分でやりたいことを見つけれられる人も多いのですが、新人以上中堅未満のちゅうぶらりんな立場の3年目は目的を見失いがちで不満があるとすぐに転職を考えてしまいます。

昔から理学療法士の世界では転職は成長のためのステップアップと考える傾向がありました。それは急性期・回復期・維持期といろいろな分野で働けるため、経験をしておくことが理学療法士としての価値を高めることにもなるからです。

なので一概に転職を考えるのが悪いとはわたしは思いません。ですが、どこに行っても不満の1つや2つはあるということです。

なので、自身の転職が前向きに勉強がしたいための転職なのか、不満を解消するための転職なのかをはっきりさせることも必要です。

採用側は経歴と面談の様子で前向きな転職なのかどうかというのは分かってしまうものです。もし前の職場に不満があったとしても、転職時にはそれを消化して、次の職場でどう経験が活かせるか気持ちを切り替えて転職活動をしたいですね。

理学療法士の転職事情

一般的な会社でも3年で3割が離職すると言われている離職率ですが、私がいた病院も3年3割の原則にほぼ近い形で退職者が出ていました。

本音と建前もあるので正確にはわかりませんが、理由として多かったのは

転職した理由

①転居(引っ越し、地元へ帰る)

②給与が低いため(結婚や出産を機に給料の高いところへ 特に男性)

③他の部門のある職場に行きたい(小児や訪問、整形クリニックなど)

④教えてくれる人がいない、理学療法士の仕事が合わない

⑤人間関係

他にも、彼女がアメリカに行ったからなんていうのもありました。

家庭を持っている人は家庭の事情でないとなかなかやめることはないのですが、3年目で独身の方だと自分が学べる環境を重要視する場合も多い印象です。

給与については昇給を見込んでも自分が期待するものでなければ、そもそもの雇用契約を変えることか難しいので条件にあった場所を探して再就職するしかありません。

常勤の人に副業を認めていない施設の方が業界的に圧倒的に多いので、副業の道も厳しそうです。

人間関係については異動という手段があるため、大きな法人ではたくさん逃げ場所がある分上司に相談すれば異動という形で避難ができるため、わざわざ転職することもないのかもしれません。でも小さい職場では逃げ場がありませんよね。

もし仕事が合わないと感じているのは環境によるものかもしれませんので、転職で環境を変えてみることもいいと個人的には思います。

理学療法士のいいところは、全国どこでも、医療系施設、介護系施設があれば再就職がしやすいところです。例えば育児が一段落したお母さんも、ブランクありでも働ける職場はいくらでもあります。

そこはやはり国家資格ですね、ありがたいことに雇用はまだまだ見込めます。

転職時に注意したいこと

いくら転職しやすいとはいっても、短期間に転職を繰り返している人は注意です。

特に1年未満でやめているケースや転々としているケースなどは履歴書を見れば一目瞭然です。

「うちに就職してもすぐに辞めそうだな」と思われてしまいます。

自分ではスキルアップをしているつもりでも、面接で信用は得られないかもしれませんね。

もしそういった方は口頭で、この職場では腰を据えて働くつもりであることをアピールすると良いと思います。

また、40歳以上の転職も注意したほうがいいと思います。

だいたい病院の課長クラスは30代後半〜40前後が多いので、自分より年齢の高い人を採用すると扱いが難しくなるという側面があります。

もちろん人柄にもよりますが、中途のベテランの人が入ることによって職場が良いほうにも悪い方にも影響を受けやすいという側面があるので管理者側は慎重になります。

また経験年数による加算がある場合には新人よりも給与が高く雇うことになるので、それなりの働きを期待されているということにもなります。

もし役職を求められての転職ならば40代以降も問題ないと思いますし、同級生や知り合いの紹介などの場合にもそれは大きなハードルではないのかもしれません。

理学療法士の転職で転職エージェントを活用するメリット

働きながらの転職情報の検索、見学は骨が折れます。

サイトの条件だけ見ても選びきれない、そんな人は転職エージェントがおすすめです。

・無料
・自分の条件を伝えると条件に合った職場を探してもらえるので検索にかける時間を省ける
・非公開求人枠を紹介してくれる
・給与交渉をしてくれる

おすすめ転職エージェント3社をご紹介します

マイナビコメディカル

②PTOT人材バンク

③doda

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まとめ

ポイントをまとめます

・転職の目的はあくまでポジティブなものにする
・転職に不利な経歴の方は面接の口頭質問でカバーできるように準備しておく
・自分がこれからどのように貢献していきたいかを伝える
・できるだけ30代のうちに転職を検討
・40代の転職は役職を見据えて

長い人生、転職を考えることはごく当たり前のことです。

仕事を頑張っている人ほど、他の選択肢が見えづらくなるときもあると思います。

一人で悩まず、誰かに相談しながら転職活動をしてみるのもいいと思います。

皆様の転職が成功して明るい未来が切り開けますように。

お読みいただきありがとうございました。

 

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