マタ旅という言葉をご存知ですか?マタニティーと旅を合わせた造語で、妊娠中の旅行のことを言います。
とくに安定期のうちに旅行に行くという方が多いのではないでしょうか。旅行のパンフレットや雑誌の特集でも頻繁に使われるようになり、一般的になってきたかもしれません。
私もマタ旅って素敵だな、でも本当に行っていいのかな、と悩む妊婦さんは多いに違いありません。何かの参考になればと思い、私のマタ旅体験記を載せてみたいと思います。
マタ旅の時期
妊娠初期は赤ちゃんの細胞が作られる大事な時期でつわりもあり、お腹は小さいものの用心しなくてはならない時期です。また臨月近くではお腹が大きく移動もままならないですし、早く産まれることも考えると遠出はできませんよね。そこで体調も落ち着いた安定期に、旅行を楽しんじゃおうということでマタ旅が流行っているわけです。
妊娠中の「安定期」は、一般的に妊娠16週(妊娠5ヶ月)から妊娠27週(妊娠7ヶ月)頃の「妊娠中期」と言われています。
しかし、今は働いている人も多く、産休に入ってすぐに行くパターンもあります。産休(産前休業)は、出産予定日の6週間前(多胎妊娠の場合は14週間前)から取得できます。月数(妊娠月数)でいうと、一般的な単胎妊娠の場合は妊娠9ヶ月(10ヶ月目に入る直前の34週目)からとなります。ということは、結構リスクは上がりそうですよね。病院の先生にも相談してみましたが、医師としておすすめはできないがこればかりは自己責任ということで、体調が安定していることを前提に家族で決めるべきということでした。
マタ旅のリスク
一方で、マタ旅は危ない、という声もききますよね。どう危ないかというと、旅行先で突然産気づいても受け入れる病院がないんです。特に海外に行ったら今までの受診の経過も伝えられない、保険もきかない、そんな予想もしないリスクがあります。妊娠中に病気をした人はわかると思いますが、妊娠中ってお薬を処方するには医師はかなり慎重になります。妊婦が使ってはいけない薬が多いんですよね。市販薬も基本的には飲めないことが多いです。かかりつけでもない旅行先の病院の先生に処方をお願いするというのはハードルが高いことですので、もしもの時の対応は出発前に医師に相談した方がいいかもしれません。
マタ旅の価値とは
それでもマタ旅が人気なのは、産後待ち受ける数々の苦労を思うと、産前にゆっくり大人だけで最後に楽しみたい、という気持ちはわからないものではありませんよね。子供が産まれたら子供中心になって想像以上に自分の時間はほとんどありません。なのでいまだからこそできる時間の使い方を考えたいですね。
わたしの北海道マタ旅体験記
安定期の最後に、マタ旅に行きました。帰ってきた日にはちょうど8ヶ月目になっていました。
夏の北海道、ラベンダーの季節ということで美瑛富良野の旅です。マタ旅の安全性は賛否両論ありますし、身体に負担がないかというとやっぱりあるとは思うのですが、幸い経過も順調だったので旦那さんとの2人きりの旅行もこれで最後ということで思い出づくりです。あとベビちゃん用に一眼レフを買ったので撮影練習もかねてw
旅行を計画する上で海には入れないし、生物も食べれないし、アクティブプランも難しいので、今回は北海道の景色をドライブしてゆったり温泉プランにしてみました。
富良野で想定外だったのは、坂道です。花畑に行くだけですが、坂道が結構辛かったです。基本は車移動ですが、観光中に階段や坂があれば避けたほうがいいかもしれないなと思いました。
飛行機では優先搭乗ができたり、宿でも妊婦さん特典?で部屋付き露天風呂にアップグレードしてくれたりといろいろ気を使ってもらえて、ゆっくりできました!
泊まったのはラビスタ大雪山というホテルで、大人向けの優雅な山荘テイストのお宿です。フレンチフルコースをいただいたんですが、北海道の素材がおいしいせいかクオリティーは都内のフレンチ以上かもしれません。ラクレットチーズを溶かしてじゃが芋とかぼちゃにかけたのがものすごく美味しかったです。
景色でいうとやはり美瑛は素晴らしいです。2009年から観光地になった青い池も素晴らしかったです。
二泊目は層雲峡温泉に泊まりました。2日も温泉でベビちゃんはびっくりしなかったかしら、と思いつつ。転んだり、のぼせるほど入らないよう注意して。妊婦の温泉が問題ないと厚生労働省からいわれたのは2014年からなので、ごく最近なんですよね。
胎内記憶がある赤ちゃんは、お母さんが見た風景を覚えているといいます。素敵な景色を覚えてるか、しゃべれるようになったら聞いてみたいです!
まとめ
マタ旅は妊娠中のとてもいい思い出になりますし、子供が産まれたらできない大人な旅ができる最後の(?)機会になる人も多いと思います。(子供が高校生くらいにならないと夫婦で家を空けるのは難しいですよね)
マタ旅自体はリスクがあるので、必ず主治医に相談の上行ってもらいたいと思います。また旅行先の医療機関を調べたり、母子手帳や健康保険証など忘れないようしっかり準備が必要ですね。