RSウイルス感染症にかかったら知りたい5つのこと

1歳10カ月、息子もとうとうRSウイルスをもらってきました。風邪といってあなどってはいけない、乳幼児がかかったときには特に注意が必要なRSウイルスのその症状と治療法、細気管支炎になってしまったときの対処法、登園基準についてまとめました。

RSウイルスとは

RSウイルス感染症は、風邪の症状を引きおこすウイルスで、小児、特に乳幼児に多く見られれる呼吸器感染症の原因となります。

鼻水、咳、発熱などの風邪の症状で始まりますが、乳幼児では気管支炎や肺炎にすすみやすく、特に呼吸器や心臓に慢性疾患を持っている場合には重症化しやすく注意が必要です。

①症状

鼻水と発熱

端の絡んだ苦しそうな咳やヒューヒューゼーゼーという呼吸音

症状の変化に注意、細気管支炎や肺炎では呼吸困難を伴う

②治療

RSウイルス感染症に直接効く薬はありません。この病気にかかったときは、安静にして、十分な水分がとれるように気を付けてください。痰をきる薬などを使って症状を和らげるなどの対症療法を行います。

③予防

ウイルスとの接触を避けることがRSウイルス感染の予防となります。手洗いとうがいの励行を心がけましょう。(特にRSウイルスの流行期である冬季には人の混み合う所への外出は避けましょう)

年長児や成人になっても感染を繰り返しますが、大きくなるにつれて免疫ができ軽くてすむケースがほとんどです。

医師からは発熱は早めに引くこともあるがだいたい4~5日は症状が悪化しやすいので注意するようにといわれ、結局うちの息子は4日間発熱が続き、その後も咳が長引いて食欲が戻るまでに1週間かかりました。

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もし悪化して細気管支炎になってしまったら

ゼイゼイと苦しくなってきてしまったら、場合によっては入院が必要なことがあります。

  1. 呼吸が苦しそうなときは背中を優しく叩いたり、体を起こすように抱っこしてあげて下さい
  2. 鼻が詰まっているときは綿棒で掃除をしたり鼻水を吸い取ります
  3. 部屋が乾燥しすぎないよう工夫する
  4. 母乳やミルクは一回量を少なくして何回にも分ける
  5. 飲んだ量やおしっこの回数をメモしておく
  6. 主治医の指示どおりに何度も受診する

こんなときはもう一度診察を!

  1. ゼイゼイヒューヒューの音が強くて息苦しそう
  2. 胸やお腹をペコペコさせて息をしている
  3. 顔色が良くない
  4. 母乳やミルクの飲みが悪い

⑤登園基準

RSウイルスは登園の診断書が不要ですので、落ち着けば再受診の必要はありません。登園を開始するのは子供の熱が引いて咳が落ち着いてからが良いでしょう。

まとめ

わりと感染の時期がずれてかかることの多いRSウイルスですが、私の息子が通う園では集団感染しました。夏にもかかわらず非常に強い感染力でした。こうやって少しずつ免疫がついてくるのかなと仕方なのないことですが、子供が苦しそうなのはとてもかわいそうです。はやめに受診して、痰や咳を和らげる薬を使って治せるようにしたいですね。

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