フロアコーティングは必要ない?実際にやってみた感想

  • 2021年1月14日
  • 2023年6月26日
  • 住まい
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こんにちは、マメです。

フロアコーティングってしといたほうがいいの?

と迷っている方はいませんか?

実は私も最近新築マンションを購入しまして、我が家が一番悩んだのはフロアコーティングでした。

いるような…いらないような…

ネットではやってよかった意見もあれば、不要だという意見が両方あり、果たして本当に必要なのかとても迷いました。

新築マンションを買った数人の友達に聞きましたが、いずれもやってないとのこと。

とはいえ前の賃貸は8年住んで、床が相当ボロボロになったのを引っ越しのときに知っているので、8年でこんな状態になるのでは持ち家ではとても耐えられないと思い、フロアコーティングをやってみることにしました。

やってよかったこと、悪かったこと、施工後の使用感、半年後の感想などについてシェアします!

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フロアコーティングは必要ない?実際にやってみた感想

フロアコーティングにはいろいろな種類があります。大きく分けて5種類。

① ワックスコーティング

ワックスがけによって、比較的簡単に床材に光沢を出すことができるフロアコーティングのこと。価格は安いのですが何回も塗り直しが必要で、耐熱温度が70℃ほどで耐水性が低いのデメリット。よく学校の教室で半年に1回くらいワックスかけてるアレですね。

② ウレタンコーティング

耐水性があって摩擦に強い特徴があります。油性と水性があるのですが、油性・水性ともに70℃ほどの耐熱温度。
洗剤や気温・湿度変化の影響を受けやすいところがデメリット

③ シリコンコーディング

光沢がつよく、グリップ力が強いのが特徴。ガラスコーティングやUVと比較して耐久性などは劣るがコストが抑えられます。

④ ガラスコーティング

光沢が控えめですが表面硬度が高いので傷がつきにくい、床材に汚れが付着しても目立ちにくいです。
耐熱温度は1200℃と、かなり熱に強いです。ただ、ほかのフロアコーティングに比べて床が滑りやすいので注意。

⑤ UVコーティング

やや光沢の主張が強めですが、フロアコーティングのなかでも特に摩擦に強く耐久性も優れています。耐熱温度は約200度、床暖房のフローリングで使用しても問題ないとされています。

表にするとこんなかんじです↓

UV系
コーティング
ガラス系
コーティング
シリコン系
コーティング
ウレタン系
コーティング
市販
ワックス
耐久年数(目安) 20〜30年 20年程度 10〜15年 3〜5年 半年
硬さ 6H 8H 5H 3H
光沢(艶) 光沢強い 光沢なし 光沢あり 光沢弱 光沢弱
施工時間 1日(乾燥込) 2〜3日(乾燥込) 2〜3日(乾燥込) 2〜3日(乾燥込) 数時間
グリップ力 ×
施工方法 紫外線照射(瞬間硬化) 自然乾燥 自然乾燥 自然乾燥 自然乾燥
塗膜の厚さ 厚い 非常に薄い やや薄い 薄い ほぼなし
耐薬品性 ○塩素性漂白剤不可 ○塩素性漂白剤不可
再塗布やメンテナンス ◎居住中も可 △入居中は向かない △入居中は向かない △入居中は向かない 定期的に再塗布が必要

 

耐久性は UV>ガラス>シリコン>ウレタン>ワックス、それにあわせてコストもかかります。

硬度は ガラス>UV>シリコン>ウレタン>ワックスとなります。(※ただし硬いほどいいというわけではありません)

ツヤ感とか、グリップ力、コストや耐久性を含めて選ぶといいと思います。

実際にやってみた

我が家は10年保証のUVコーティングにしました。

口コミがいいところを探して、LDK+廊下で16万円でした。水回りのフッ素コーティングもサービスでついていました。

朝9時に来て、作業員2人で機材もけっこう大掛かりでしたが、およそ4時間くらいで完了。

すぐに固まるので、当日部屋を使うこともできます。

ただ、薬品臭がするため換気が必要でした。

でも、換気をすると2,3日で完全に気にならなくなりました。

実際に施工した床がこちら↓(左半分が未施工、右半分が施工済みです)

ツヤが強いので好みはあるかもしれませんが、つやっとしていて光が反射してとてもきれいです。

部屋が全体的に明るめになります。

LDKと廊下だけにしたので、施工していない部屋との境がけっこうわかります。

施工していない床はサラサラで自然なかんじ、施工した床はキュキュッとしたグリップ感があります。そのへんは好みもあるかもしれません。

施工しておいてよかったなぁと思う点は、子どもが食べ物をこぼしたり、絵の具で遊んだりしたときに床がよごれてもサッと拭き取れるのがとても良かったです。

台所も汚れやすいので、ダイニング、キッチンまわりはやはりやってよかったと実感しています。

床暖房の効きも特に変わりありませんでした。

入居2ヶ月目に施工していない部屋でカメラを落として床を傷つけてしまったので、コーディングしておけばよかったという後悔があります。

今後、マンションを売る予定の方などは資産価値を守れそうですね。

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まとめ

サラサラの床と、キュキュットした床、好みもあるとは思いますが、我が家ではコーディングに満足したので、高くても全部屋やればよかったと思っています。

実際引っ越してしまうと家具の移動が困難なので、やはり引越し前がおすすめです。

耐久性については使ってみないとわからないのですが、約半年経過した現在特に劣化はありません。

コーディングって素人にはよくわからないですし、必要かどうかはその家ごとの判断になるかと思います。

ただし施工トラブルも聞かないわけではないので、よく口コミを調べて依頼したほうがいいなと思います。

皆様のすまいづくりの参考になれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

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