賃貸がいいか持ち家がいいか

  • 2020年10月6日
  • 2021年8月10日
  • 住まい
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こんにちは、FPのマメです。

結局、賃貸がいいの?持ち家がいいの?

このような悩みをお持ちの方はいませんか?

いつの時代も賃貸がいいか持ち家がいいか論争はつきませんね。生涯にかかるコストはさほど変わりがないとも言われています。

では、何を基準に選べばいいのでしょうか。

結論から言うと、ライフプランによって異なります。

では具体的に見ていきましょう。1分ほどでお読みいただけます。

 

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賃貸がいいか持ち家がいいか

そもそも、賃貸がいいか持ち家がいいかは、将来的に親の家の相続するのかどうか、子供が何人いるのか、不動産価値がどうなるのかなど様々な因子に影響を受けますもから一概には言えません。

答えが出ないのはそのためです。

では何を基準に自分が賃貸にするべきか、持ち家にするべきかを自分で決めないとなりません。

想定外の大規模な災害や新型コロナの影響で先の見通せない時代に、何を大切にして生活していきたいのかにもよると思いますし、賃貸にせよ持ち家にせよ、自分の最期の住まい、そのための資金計画まで考えられているのならばどちらでもいいのではないかと個人的には思います。

賃貸の方の場合は十分なお金があれば施設に入ることもできますし、持ち家の場合は住み潰すことになるか施設に入る場合も売却または家を担保にお金を借りることのできるリバーズモゲージの制度が利用できます。

つまり老後の住まいをお金で備えるか、不動産資産で備えるかの違いなのかもしれません。

いずれにせよ、インフレや不動産が中古でリセールできないリスクは当然あるわけなので、どちらがいいのかは今現在の年齢や貯蓄状況、老後資金の計画次第かなと思います。

ファイナンシャルプランナーに相談したことがない方は、一度家計を見直してみるといいかもしれません。

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賃貸の場合

賃貸の最大のメリットはいつでも転居できることですよね。

家を買った直後に転勤になってしまったという話はよく聞きます。

転勤の可能性のある人は、賃貸のほうがフットワークも軽く、単身赴任などで家族が離れ離れになることも避けられます。

災害時にローンを心配することなく新しい家に移ることも可能ですし、家のメンテナンスなどは大家負担ということもあり気楽さがあると思います。

デメリットとしては、住宅費用を一生用意する必要があることや、高齢になると賃貸契約自体が難しいということが最大の問題になるかと思います。

孤独死が問題となり、高齢になると自由に転居することが難しい状況です。

もちろんこれから高齢化がすすむ日本なので、今後全く借りることができないかどうかというとそのあたりの整備がされるのかもしれませんが、現状では借りにくいという問題があるということです。

つまり賃貸の場合は、100歳くらいまで生きると仮定して、そもそも年金でカバーできない分の住居費用として別途準備する必要があるということ、一般の住宅での転居が難しくなった場合に高齢者住宅や施設に入るための資金を準備する必要があるのです。

介護施設も一時金0円で入れるところが増えてきましたのでその点はなんとかなるのかもしれませんが、年金だけで入れるところは限られていますので、近所の老人ホームの相場なども知っておくといいと思います。

持ち家の場合

では持ち家のメリットを考えてみましょう。

持ち家といえば、自分で好きなようにリフォームができることや、賃貸より設備グレードが高いことなどがあげられます。

ローンが払い終わったら資産として残るということも大きいですね。

デメリットとしては賃貸にはなかった固定資産税がかかったり、戸建てなら修繕費用の積立を自分したりメンテナンスは自分でする必要があることでしょうか。(もちろん賃貸というのはそれも賃料に含まれているのですが)

また、定住することで隣家や町内会とのお付き合いが濃厚になります。

ご近所トラブルのときにすぐには引っ越すことはできないというのはリスクとなります。

 

ですが、持ち家の場合にも買った値段以上で売れれば問題ないので、自分が住む場合にも中古でリセールすることを前提に購入していくといいと思います。

家を消費するのではなく、不動産投資をしているという感覚で購入するということですね。

持ち家だからといって買ってしまったら住み替えが全くできないとは限りません。

賃貸に比べて住み替えは容易では無いですが、万が一いろいろな理由でその住まいに住めなくなったときにも売るという選択肢が持てることが重要だからです。

もちろん最後まで自分好みに住み潰すつもりの方はその限りではありません。

売れる持ち家とは?

どのような家を購入すれば、売れるのでしょうか。

まずは立地が大切です。

価値が下がりにくい土地とはどんなところでしょうか。

①駅近(最近のトレンドは徒歩7分以内)、②災害の危険性が低いところ、③人口が減らないところ

この3つが大切になってきます。

ハザードマップでチェックしたり、交通の便がよく今後も人口が減らない自治体を選んでおくといいでしょう。

新築の家は引き渡しをした途端に1割価値が落ちると言われています。

金利1%で住宅ローン35年の場合、借り入れ額3550万、住んだ瞬間に850万の家庭内債務超過となります。

買ってからしばらくはローン残高が高いので売れないのです。

中古になっても価値が下がりにくいところを買っておけば、リセールしたときに高値で売れる場合があります。

そのため同じ場所の中古の相場などを調べておくのも有効です。

中古を買うなら

中古も相場の見極めなどが必要なのである程度勉強しないと手が出しにくいと思いますが、新築では手が届かない物件が中古落ちしたところで買うことも可能です。

仲介手数料や、設備の老朽化などがネックにはなりますが、中には築40年くらいでも高値で取引されている中古マンションもあります。

選び方次第ですね。

もし中古の戸建てリフォームする場合は、構造や防水、シロアリに注意しなければならないので専門家のホームインスペクターに相談をしておくと良いと思います。

相場は5〜6万です。

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まとめ

持ち家にしても賃貸にしても、その後の住まいの資金計画と出口戦略が重要です。

持ち家を買うのはいわば不動産投資です。

よく調べて価値が落ちにくい物件を探していきましょう。

お読みいただきありがとうございました。

生活コスト全般を見直せるから、ライフステージを変えられる【アレコ】

 

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