こんにちは、マメです。
夏になると毎年のように流行する手足口病。
「子どもが手足口病と診断されたけど、親にもうつるの?」
「大人がかかると重症になるって本当?」
「どれくらいで治るの?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
実はわが家でも、1歳の息子が手足口病にかかり、その後、母親の私にも感染しました。
子どもは比較的軽症で済みましたが、大人の私は40℃近い高熱と強烈なのどの痛みで、食事も水分も思うように摂れないほどつらい思いをしました。
この記事では、
- 子どもの症状の経過
- 大人にうつったときの症状
- 写真で見る発疹の様子
- 家庭で困ったこと
- 感染予防で気を付けたいこと
を、実体験をもとに詳しくご紹介します。
これから手足口病にかかった方や、ご家族が感染して不安な方の参考になれば幸いです。
手足口病とは?
手足口病は、乳幼児を中心に流行するウイルス感染症です。
その名前のとおり、
- 手
- 足
- 口の中
を中心に水ぶくれのような発疹が現れることが特徴です。
毎年夏を中心に流行し、多くの保育園や幼稚園で集団感染がみられます。
原因となるウイルスは複数ありますが、代表的なのは
- コクサッキーウイルスA16
- コクサッキーウイルスA6
- エンテロウイルス71
などです。
原因となるウイルスによって症状の強さが異なり、近年は大人でも重症化しやすいタイプが流行することもあります。
手足口病の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原因 | コクサッキーウイルス、エンテロウイルスなど |
| 潜伏期間 | 3~6日 |
| 感染経路 | 飛沫感染・接触感染・便からの経口感染 |
| 流行時期 | 主に5~8月 |
| 治療 | 特効薬はなく対症療法 |
| かかりやすい年齢 | 乳幼児(5歳以下が中心) |
手足口病には特効薬はありません。
熱や痛みに対する薬を使いながら、自然に治るのを待つ病気です。
子どもの手足口病の症状【実体験】


ある日、息子が38℃台の熱を出しました。
最初は普通の夏風邪かなと思っていたのですが、発熱から3日ほどで熱が下がり始めたころ、手や足に小さな発疹が出てきました。
さらに、
- おしり
- 足の裏
- 手のひら
にも赤い発疹が増えてきました。
「これは手足口病だ」と気付いたのは、このタイミングでした。
一番困ったのは食事
息子は普段、とても食欲旺盛な子でした。
ところが、このときばかりは全く食べません。
口の中にできた水ぶくれが痛いようで、
- ご飯を嫌がる
- 飲み物も少ししか飲めない
- 好きなおやつも食べない
という状態になりました。
幸い、水分は少しずつ飲めていたので脱水にはなりませんでした。
約1週間ほどで食欲も戻り、発疹も少しずつ薄くなっていきました。
この時点では、「思ったより軽く済んでよかった」と安心していました。
しかし、本当につらかったのは、このあとでした。
子どもが治ったと思ったら、今度は母親の私が感染…
息子が元気になり、「ようやくひと安心」と思っていた矢先のことです。
今度は私自身が発熱しました。
「子どもの風邪がうつったのかな?」
くらいにしか思っていませんでしたが、翌日には39℃を超え、最終的には40℃近い高熱に。
子どもが手足口病だったこともあり、「もしかして私も?」という不安はありましたが、この時点ではまだ手や足に発疹はなく、病院でもはっきりと診断はつきませんでした。
手足口病には特効薬がないため、解熱剤などで症状を和らげながら様子を見ることになりました。
高熱は3日ほどで下がりました。
「これで少し楽になるかな」と思ったのも束の間。
熱が下がるのと入れ替わるように、今度は喉の激しい痛みが始まったのです。
普通の風邪の喉の痛みとは比べものになりません。
まるで喉全体が火傷をしたようにヒリヒリして、唾液を飲み込むだけでも激痛。
食事どころか、水を飲むことさえ苦痛でした。
口の中にはたくさんの水ぶくれができ、鏡で見ると赤くただれたような状態に…。
この症状が数日続き、私はほとんど食事を摂ることができませんでした。
ゼリーやプリン、冷たい飲み物を少しずつ口にするのが精一杯。
結果的に、3日ほどほぼ絶食状態になってしまいました。
育児中だったため、自分のことよりも息子のお世話をしなければならず、本当に大変だったことを覚えています。
大人は子どもの頃に手足口病にかかったことがあり、原因となるウイルスに対する免疫を持っている場合もあり、感染しても症状が出なかったり軽く済んだりする人もいます。
一方で、これまで感染したことのないウイルスの型に感染すると、大人でも発症することがあります。 手足口病の原因となるウイルスは1種類ではなく、コクサッキーウイルスA6・A16やエンテロウイルス71など複数あるため、一度かかったことがあっても別の型に感染する可能性があります。
手足の発疹もどんどん増えていった
喉の痛みがピークを迎える頃、今度は手や足に発疹が現れ始めました。
最初は小さな赤い点だったものが、日に日に増えていきます。
特に多かったのは、
- 手のひら
- 指先
- 足の裏
- 足の指
でした。
子どもの発疹はそこまで気にする様子もありませんでしたが、大人の私は違いました。
発疹が痛くて、物を握るだけでも違和感があります。
さらに足の裏にも発疹ができたため、歩くたびにチクチクとした痛みを感じました。
仕事にも支障が出るほどで、手袋をしながら作業をする日もあったくらいです。
▲ 発疹が増え始めた頃の足の様子

治ったと思ったら、今度は皮がむけ始めた
発疹が少しずつ落ち着いてきて、「ようやく終わりかな」と思った頃。
今度は指先や足の裏の皮がボロボロとむけ始めました。
これも手足口病の特徴の一つで、特に大人ではよく見られる症状です。
皮がむけること自体は心配ないそうですが、
- 見た目が気になる
- 指先が敏感になる
- 乾燥して痛い
など、日常生活ではかなり不便でした。
完全に元の状態に戻るまでには、約1か月ほどかかったと思います。
「熱が下がれば終わり」という病気ではなく、症状が長引くことに驚きました。
赤ちゃんのお世話をしながら感染を防ぐのは本当に難しい
おむつ替えをしたり、食事を食べさせたり、抱っこをしたり…。
子どもとの距離が近い生活では、飛沫や接触を完全に防ぐことはほぼ不可能だと感じました。
もちろん、
- こまめな手洗い
- タオルを共有しない
- マスクの着用
- おむつ交換後の手指消毒
などは大切ですが、それでも感染してしまうことはあります。
「自分だけは大丈夫」と思わず、家族全員で予防を心がけることが大切だと実感しました。
手足口病のときに食べやすかったもの
手足口病で一番困ったのが、口の中の痛みでした。
唾を飲み込むのも大変で、とにかく「痛くて食べられない」のです。
そんなとき、比較的食べやすかったものはこちらです。
- ヨーグルト
- ゼリー飲料
- プリン
- アイスクリーム
- 豆腐
- 冷ましたおかゆ
- 茶碗蒸し
- スープ(熱すぎないもの)
特に口内炎のような症状が強い場合は、「冷たくてやわらかいもの」を選ぶと食べやすいと思います。
大人が手足口病にかかったら病院は何科?
私は内科を受診しました。
子どもは小児科ですが、大人の場合は
- 内科
- 皮膚科
- 耳鼻咽喉科
でも診てもらえることがあります。
ただし、手足口病には特効薬がないため、治療は症状を和らげる対症療法が中心です。
高熱や強い喉の痛みがある場合は、無理をせず早めに受診しましょう。
また、意識がもうろうとする、強い頭痛や嘔吐があるなど、通常とは異なる症状がある場合は、まれに合併症の可能性もあるため、速やかに医療機関を受診してください。
保育園はいつから登園できる?
手足口病は、症状が治まっても便などからウイルスがしばらく排出されることが知られています。
そのため、発疹が残っているだけでは登園停止にはならないことが一般的です。
目安としては、
- 熱が下がっている
- 食事や水分が摂れる
- 元気に普段どおり過ごせる
この状態であれば、登園が可能とされることが多いです。
ただし、保育園によって登園基準が異なる場合があるため、事前に確認しておくと安心です。
親子で手足口病になって感じたこと
今回、親子で手足口病を経験して強く感じたことがあります。
それは、
「子どもよりも、大人のほうがつらい場合がある」
ということです。
もちろん、子どもも口の痛みや発熱でつらそうでした。
でも、子どもは比較的早く回復し、1週間ほどで元気いっぱいに。
一方で私は、
- 高熱
- 喉の激痛
- 食事ができない
- 手足の発疹
- 皮むけ
と、症状が長引き、完全に元の生活に戻るまで約1か月かかりました。
さらに、体調が悪くても育児は休めません。
子どもの食事や着替え、おむつ替えなど、やることはたくさんあります。
「親が倒れると本当に大変なんだ」と痛感しました。
子どもが手足口病になったら家庭で気を付けたいこと
完全に感染を防ぐことは難しいですが、次のような対策は大切です。
- 石けんでこまめに手を洗う
- おむつ交換後は特に丁寧に手洗いをする
- タオルの共用を避ける
- 食器の共有をできるだけ避ける
- 咳やくしゃみがある場合はマスクを着用する
- 水分補給をこまめに行う
まとめ
手足口病は、子どもによくみられる夏の感染症ですが、大人にうつると高熱や強い喉の痛み、手足の発疹などで、日常生活に大きな支障が出ることがあります。
わが家では、1歳の息子から私へ感染し、親子で手足口病を経験しました。
子どもは約1週間で回復しましたが、私は完全に回復するまで約1か月かかり、育児をしながらの療養は想像以上に大変でした。
もしお子さんが手足口病と診断されたら、
- 無理をせずしっかり休むこと
- 水分補給を心がけること
- 家族みんなで手洗いなどの感染対策を行うこと
を意識してみてください。
この記事が、今まさに手足口病で不安な思いをしている方の参考になれば幸いです。